公開講座:2018年後期

真理は汝らを自由にする

国立国会図書館に書かれているこのギリシャ語の言葉は、
聖書・ヨハネ伝の一節です。
大正10年、自由学園はこの言葉を礎に設立されました。
以来、約一世紀、依然として様々な束縛の中にある現代社会を解き放たなければなりません。
今こそ自由が、真理の探究が、必要です。

Roots ─ 根

木をみずみずしく保つために、
土の中では細やかな毛根が、
わずかずつ水を集めて吸い上げています。
降りかかる荷重に耐えるため、気は深く根を下ろします。
根は、地上の気の大きさと同じ広がりを持っています。
理にかなった木の姿のように、
広く深い世界を根気良く学ぶ。
生涯に渡る学びを目指しています。

Trunk ─ 幹

根と幹は一体としてあり、葉、花、実を培います。
花を摘む、実だけ食べると言う時も、
その背後にある木の命を尊ぶ姿勢を忘れてはなりません。
結果だけを手に入れる現在、無自覚に歩み、
形式化した理解によって、知識と実生活が分断されます。
私たちが有機的につながりを持った生涯を歩むために、
真理を見つめ続けましょう。

Flowers ─ 花

季節がめぐり、人知れず咲き誇る花の姿は神々しくさえあります。
花はやがて実を結び、小さな種が大きな木に育ちます。
この絶え間ない命の循環は、永遠の予型です。
歴史の中で育て上げてきた叡智の花、
生活の中に表される真実の美、
いずれも現在の私たちのためであると同時に、
私たちから次の世界につなぐべき至宝です。
根、幹、そして花。命には秩序がある。
全てのものの本質もまた然りです。

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