自由学園しののめ茶寮とは

「自由学園しののめ茶寮」は、自由学園の創立90周年記念事業の一つとして、かつての学生寮の再生改修工事を行い、2011年秋に開館しました。
学生寮として使われていた施設形態を保ちながら、学園と社会とをつなぐ役割を担い、学園が社会に働きかけていく場として、地域社会にも開かれた共有フロア等を持たせ、学園内外の多くの方々に活用していただける建物に生まれ変わりました。長年の歴史が刻まれた使える部材をそのまま残しているため、室内には使い込まれた木のあたたかみが漂います。また、貯水槽やかまどベンチができ、地域の防災拠点としても役立つ施設になりました。
しののめ茶寮は学園所有の施設ですが、その運営は(株)自由学園サービスに委託しています。学園と地域との交流や、教育文化事業の普及・発信等を盛んにしていくために、日々教育と経営とが一体となって、学園や地域を発展させていく役割を担っています。

【共有する・発展していく】
●自由学園からの情報発信の場、自由学園が外からの刺激や情報を得る場
●自由学園の特色ある学びや、生活・学問研究の成果を発展させていく場

【集まる・交わる・つながる】
●自由学園に連なる全ての方々の新たな交流の場
●地域の方々が世代を超え、くつろぎ集い活用できる場
●自由学園と地域社会とをつなぎ、相互に交流していくための拠点